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2013年7月の読書メーター

読んだ本の数:23冊
読んだページ数:4658ページ

ちょっと気のきいたモノの言い方事典: 仕事に、プライベートに使えるとっさのひと言
(知的生きかた文庫)
読了日:7月28日 著者:松橋 良紀


オツベルと笑う水曜日 (メディアワークス文庫)

終盤の、タイトルに繋がっていく独白が小気味良い。
人の悪面を色々書いているけれど、不快になるような書き方でなく、
綺麗にまとまっているのがブリキングの手腕ですね。
読了日:7月27日 著者:成田良悟


宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

ヒトが鉱物と化した遠い未来で、その希少価値を狙った捕獲者達と闘う。
主人公はモース硬度3.5でめんどくさい性格のフォスフォフィライト。
独特の世界観が良いですね。
辰砂って釉薬で使ったことはあったけど、宝石に入るんだ…とビックリ。
レア石好きなので名前見てニヤニヤしてましたw 
目次の絵的に今後出てくるキャラが楽しみ。
読了日:7月25日 著者:市川 春子


ヴィンランド・サガ(13) (アフタヌーンKC)

ようやく史実に残っている所へ辿り着いた…!
長いけれど実のある序章でした。
かつてのレイフの言葉を語るシーンがとても良い。この話を作った幸村さん凄いな。 
しかし戦に呑まれた者と、戦から離れた者とで
逢瀬があるかと思ったけれど、なかったですね~。
読了日:7月25日 著者:幸村 誠


アカペラで歌う ファイナルファンタジー 模範演奏CD付

Woo とか lalala とか欧米人にはかなりウケそうな本です。
期待してた方向とは異なってましたね;
読了日:7月24日


魔海船2 女戦士ジェリコ (ノン・ノベル)

切り捨てられた様々な人型。菊地さんはさすがに世界が多彩です。
ただ副題が”女戦士”というわりに
凌辱に翻弄されるか弱い女性なジェリコが目立っていて、
戦士らしい勇姿が殆ど見られないのが残念。
読了日:7月24日 著者:菊地秀行


雨の日のアイリス (電撃文庫)

高機能ロボットのアイリスが喪失、廃棄、強要、友を経て”生き方”を見出して行く。
けっこう内容の濃いラノベで、読み応えはありますが、
どれほど高機能でも感情の高ぶりで震えたり…なんてことはないだろうなぁ…と、
あまりに人間臭いので逆に説得感が薄い感じです。
読了日:7月21日 著者:松山 剛


Smoking Gun 2 民間科捜研調査員 流田縁 (ヤングジャンプコミックス)

根幹にある謎が明かされる。
解決はまだまだしないけれども。
読了日:7月21日 著者:竹谷 州史


Smoking Gun 1 民間科捜研調査員 流田縁 (ヤングジャンプコミックス)

民間科捜研なので依頼者や亡くなった人の心情に触れつつ、
ちょっと発想を変えて事件を追うミステリ要素もある漫画。
背景に横たわる大きな謎もあって面白い。
読了日:7月21日 著者:竹谷 州史


イノサン 1 (ヤングジャンプコミックス)

新書の「死刑執行人サンソン」を読んでみたかったのですが、
漫画が出たので漫画の方で。
精密で凄惨。暗黒時代に突入するフランスで無垢で有り続けるのが見ものかな。
読了日:7月21日 著者:坂本 眞一


チャールズ・ウォードの系譜 (The Cthulhu Mythos Files 6)

「ダッチ・シュルツの奇怪な事件」…アウトローな世界で、
個性的な3人が手を組んで事件に挑むのが小気味よい。
「青の血脈」…時代の交差が少し繋がり難い所もありましたが、
工程を丁寧に描いているな、と感じました。
「妖術の螺旋」…クトゥルフ古典によくある”一般人が手記を元に禁断の世界に
足を踏み入れる”話ですが、現代的で余韻もあって良かった。
読了日:7月21日 著者:朝松 健,立原 透耶,くしまち みなと


タカラの膳(1) (少年マガジンコミックス)

「ゴットハンド輝」の著者の新作料理漫画。
主人公は才はあるけど初心者なので、皆に技法を教わったり、
出てくる料理が目玉焼きやおにぎりだったりと敷居が低く好感が持てます。
少年漫画にありがちな勝負ものが多いけれど面白いです。
読了日:7月20日 著者:山本 航暉


十十虫は夢を見る 1 (ボニータコミックス)

夢で得た縁から依頼者の悩みを解決する。
ミステリ仕立てで面白い仕上がりですが、少々浅い。
読了日:7月17日 著者:幹本 ヤエ

WILD WING (花とゆめCOMICS)

王道 と言う感じのラブコメ。話も絵も綺麗にまとまってます。
弓さんは本来ファンタジー畑の方なんですね~。
読了日:7月15日 著者:弓きいろ


キレイの国 東欧のおばあちゃんが教えてくれた野菜でつくる美人スープ

東欧のレシピということで購入。
季節別、目的別等が書かれており、野菜メインの胃に優しそうなスープばかりです。
胸の大きさは遺伝によるところが大きいですが、食べ物で幾分改善可能
と書いてあるところが面白いですね。
読了日:7月15日 著者:横山 アディナ


嘘解きレトリック 1 (花とゆめCOMICS)

行き場を失った少女が、拾ってくれた人の元で居場所を見つける。
少女マンガらしいほのぼの爽やかミステリで読み易いです。先生も面白いw
読了日:7月14日 著者:都戸利津


銀の匙 Silver Spoon 8 (少年サンデーコミックス)

経営、借金、後継…重い巻です。
とても現実的で誰しもがハッピーエンドな話じゃないからね。
うちも農家だったから設備費投資して収穫したものを借金にあて…
のエンドレスてのは少し分かりますが、ホント日本の農業って儲からないよね; 
馬好きのじいちゃんが笑顔で「売ったら全部でいくらになるべなぁ?
借金いくらか返せて、アキの大学の学費の足しにもなればいいなぁ!」
と言ってるセリフにホロリと来た。
読了日:7月13日 著者:荒川 弘


バーナムピアノテクニック(1)

1つの練習曲は短いけれど、着実に効果が得られる教本ですね。
得手、不得手が自分でも分かり易いので、独学にも良いです。
2フレーズくらいの短い練習曲なので、忙しい人でも負担にならず、
また短いスパンで達成感が得られ、モチベが保てます。
読了日:7月8日 著者:エドナ メイ バーナム


魔海船1 若きハヤトの旅 (ノン・ノベル)

終盤の種明かしにびっくり。面白い設定です。
今回の主人公は妖糸ではなく、革帯で戦います。
ブルースにいそうな荒っぽい連中が揃っていて、
「菊地さんの作品だなぁ」と思いましたw 
これからどんな異形のものどもが出てくるのか楽しみ。
読了日:7月7日 著者:菊地秀行


花合せ――濱次お役者双六――

女形の濱次が町娘から鉢を預かったことから、ちょっとした騒動に巻き込まれつつ、
成長していく話。
謎は良い感じだけどちょっと弱い?でも処女作なら良作具合に納得。
濱次の怨霊事好きは最後のが影響しているんですかねw
読了日:7月6日 著者:田牧 大和


とんずら屋弥生請負帖

続きがありそうな、そんな思わせぶりな終わり方でしたね。
生まれが絡んだ大騒動に対して、主人公が無鉄砲すぎて
”とんずら屋”が活きてこなかったかなぁ? 
設定も良いし、話も上手くまとまっているんですけど”とんずら屋”らしく
解決出来たらもっとスカっと出来たかな? 若旦那みたいなキャラは好きだなぁ。
読了日:7月6日 著者:田牧 大和


葬式探偵モズ (1) (怪COMIC)

全国にあって、各地によって風習が異なる代表的な儀式ですよね。
その葬式の風習の中にある違和感からちょっとした謎を解決する民俗学者のお話。
民俗学主体で、ミステリはささやかな感じ。
C村ではないですが、祖父は土葬だったし、清めの塩と鰹節を
墓場から帰ってきた時に食べたのを思い出しました…
まさか鰹節が全国仕様ではないとは…!
読了日:7月4日 著者:吉川 景都


ミタライ 探偵御手洗潔の事件記録(1) (モーニングKC)

御手洗シリーズのコミカライズ。
淡々と進むのが、御手洗さんの性質に合っていていいですね~。
話を進める歩調も丁度よく、読み易い。
カラーが表紙カバーの折り返しの所だけってのも斬新だなぁ
読了日:7月4日 著者:原 点火

by yumadoi | 2013-08-03 06:37 | 読書 | Comments(0)