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某Web小説を読んで

まぁ皆アマチュアだし、創作だから何でもアリなんだとは思うのだけど…

よくある異世界に飛ばされる話。
世界設定が自分で作れるので使いやすいとか、
ファンタジーは読者にウケがいいとか、
自分の願望とか色々あるとは思いますが、

基本中世ヨーロッパベースのファンタジーなら
それに少し(忠実でなくて良いから)沿った価値観だとより物語がリアルかなー。
著者の…日本人の感覚がすんなり受け入れられるとかはあまりにドリームで都合が良すぎ。

異世界ご飯もので、美味しそうな表現として【熱々を頬張る】書き方がありますが
西欧人は日本人よりも熱い食べ物が苦手で、ぬるい温度の食事を摂るのが普通だったハズ。
グラタンとかあるからそういうイメージ無いんだろうな~。
唾液の分泌量も違うから好む水分量も変わってくるハズなんだけど
日本食を(日本生まれの洋食を)ひたすら褒めてる てのが多い。

ラノベだから苦悩とかはいらないんですかね…。
調理描写もほぼ無くて、料理の味や歯応え描写中心。
ラノベだからこんなもんですかね…。

でももう少し勉強しておいてほしいかなー。
本業ほど資料とか集めたり、読んだりする暇は無いんだろうけど…
読めば読むほど、基礎知識の欠落は感じてしまいます。

by yumadoi | 2014-09-26 07:32 | 読書 | Comments(4)

Commented by Kujo-Kuma at 2014-09-26 08:16
ワタクシも以前WEB小説もどきを書いていた身としては、肩身が狭いかも......


ともあれラノベは「小説文化への入門編」という位置付け(と私は考えています)ですので、細かすぎる設定や極端にリアルすぎる描写は、敬遠される傾向があると思います。

小説文化が全盛だった大正・昭和初期の頃に比べて、平成時代の今はありとあらゆる大衆文化にあふれまくってますから、まずは「触れてもらう」ことを前提としたラノベの存在は丁度よいぐらいの刺激なのかなあと。


実際、自身の経験を振り替えってみても、いつの頃からかラノベに「物足りなくなって」より濃厚で、より基礎知識を要求される小説へとシフトしていってますしねー。
Commented by yumadoi at 2014-09-26 18:39
活字苦手な人はザックリした内容の方が読みやすいのでしょうね。
娯楽性を見出すことに特化しているのでしょうし。

ただ専門知識が必要な題材をわざわざ選んで、知識無いまま書いていっちゃってるのがちょっとこわいなぁ、と。
いっそ知識の要らない題材にしたら良いのに…流行ジャンルを追っている人が多いイメージです。
「なろう」系は人気があればデビューもし易いので、ランキング上位に上記のような小説が入っていることもあり
「これでプロになっちゃって後々大丈夫かな…」と思ってしまいます;
Commented by ともぞう at 2014-09-27 09:15 x
そこまで考えて読んだことありませんでした。
私にとってラノベは漫画の延長みたいなもの。
学校に漫画持って行くと没収だけど、ラノベなら問題なかった。(内容は漫画みたいでも)
ただ、最近はブームにのっかり、質の悪いものも大量に出ていますね。とにかくブームのうちに出して売れれば儲けものなんでしょうか?
確かに、あ~どっかで見たなこの設定はというのも多いですね。
しかし、文学作品だけが本だけとなると、なかなか本は読みにくくなるので、手軽に読めるものとしては有りじゃないでしょうか。

設定上の不備は、今回のようにめるさんが本当はこうなんだよと解説してくれると、なるほど~と為になります。なので、第2弾を期待。
Commented by yumadoi at 2014-09-28 05:33
著者も出版側も売ったもの勝ち みたいなトコロはあるんでしょうね。
活字は漫画よりもヒットするの難しいですし…。

売れ線のジャンルや鉄板の設定/流れはあると思いますが、
私はもうちょっと独創性のある作品が読みたいな と思ってしまいます…;